Blockchain meetup in Osaka 2019 vol.1

開催概要


 2018年5月にEUで施行されたGDPR(EU一般データ保護規則)は、収集した膨大な個人データにアルゴリズムを組み合わせ、マネタイズするGAFA,BATに代表されるテックジャイアントに抵抗する欧州の取り組みといわれる。GDPRには、ユーザー自身が自分のデータのコントロールできる「データポータビリティ権」が含まれ、データ経済の“民主化”が志向されている。
 一方、我が国においては、「情報銀行」や分散型IDというコンセプトが普及し始め、自らがアクセス権をコントロールできる状態でデータを預け、運用益を得る仕組みとして注目され始めている。分散型の情報銀行が実現すれば、プラットフォーマーによる独占が弱まり、中小企業にもデータ活用の道が開けることが期待されている。また、2019年6月のG20大阪サミットでは、安倍首相号令のもと世界的なデータ・ガバナンスに焦点を当てた議論が開始される見通しであり、この分野への関心は今後ますます高まっていくことが予想される。
 そこで今回のMEETUPでは、個人情報に関する規制と情報銀行に着目し、「データ経済の民主化」をテーマに議論を深める。

開催日時
2019年4月11日(木)
16:00-20:00

会場
<大阪本会場>
billageOSAKA
大阪府中央区本町4丁目2-12
東芝大阪ビル8F

<東京サテライト会場>
Neutrino
東京都渋谷区桜丘町12-10
住友不動産渋谷インフォスアネックス1階

定員
<大阪本会場>
120名
※応募者多数の場合は抽選となります。

<東京サテライト会場>
80名

対象
エンジニア
スタートアップ経営幹部
サービス開発者
法律家
法務担当者

参加費
無料

交流会:1,000円/人
※講師との交流は、大阪本会場のみ
※自由参加、要事前申込

イベントハッシュタグ
#BCMOSAKA

当日プログラム


15:30 受付開始
16:00 ■基調講演■
「データは誰のものか――GDPR以後のデータ民主化と自己主権経済」
武邑 光裕 氏
メディア美学者
武邑塾塾長

  • 世界一スタートアップが生まれるベルリンについての紹介

  • GDPRはなぜ生まれたのか?欧州市民の個人データ価値は年間1兆ユーロ(126兆円)

  • GDPRが牽引するデータ革命、フィンテック & API、分散元帳テクノロジー(DLT)の核心

  • DECODE(分散型市民所有データ・エコシステム)の挑戦

  • データ経済の民主化によって実現されるイノベーション

  • 17:00 ■事例紹介■
    「電子国家エストニアとblockhiveのブロックチェーンによる取り組み」
    日下 光 氏
    blockhive OÜ Co-Founder

  • Blockhiveの紹介(ILPの取り組み、Agrelloへのアドバイス等)

  • エストニアで起業した理由、電子政府の実態

  • 情報銀行とその発展に向けて必要な条件(個人ID管理やビジネスモデル、法規制等)

  • 17:30 休憩
    17:40 ■パネルディスカッション■

    ・モデレータ
    竹田 匡宏 氏(株式会社幻冬舎 編集部)

    ・パネリスト
    武邑 光裕 氏(メディア美学者、武邑塾塾長)
    日下 光  氏(blockhive OÜ Co-Founder)

    18:45 交流会
    19:45 閉会

    講演者・モデレータ



    mitsuhiro takemura

    武邑 光裕 氏

    メディア美学者

    武邑塾塾長


    1954年東京都生まれ。1978年日本大学大学院芸術研究所修了。日本大学芸術学部、京都造形芸術大学、東京大学大学院、札幌市立大学で教授職を歴任。1980年代よりメディア論を講じ、VRからインターネットの黎明期、現代のソーシャルメディアからAIにいたるまで、デジタル社会環境を研究。2013年より武邑塾を主宰。著書『記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済』(東京大学出版会)で、第19回電気通信普及財団テレコム社会科学賞を受賞。2017年、Center for the Study of Digital Life(NYC)フェローに就任。現在、ベルリン在住。このほか近著に『さよならインターネット GDPRはネットとデータをどう変えるのか』(ダイヤモンド社)『ベルリン・都市・未来』(太田出版)がある。




    hikaru kusaka

    日下 光  氏

    blockhive OÜ Co-Founder



    1988年茨城県日立市生まれ。2012年デジタルガレージ主催のプレゼンテーション番組「TED meets NHK」で「評価経済システム」についてスピーチし、その実証実験を実施するため起業。 2013年、Rippleを利用したプロジェクトに携わることをきっかけに、ビットコイン・ブロックチェーン技術と出会う。その後、国際送金ネットワーク「Stellar」を活用したシステムを開発するなど国内外の様々なブロックチェーン関連のプロジェクトの企画・開発に携わる。 2017年、エストニアに拠点を移しblockhive OUを設立。独自の資金調達モデルILPの開発やエストニア国営発電所でのマイニング事業などを展開。同国の電子国民プログラム「e‐Residency」チームや、同国の仮想通貨「エストコインプロジェクト」の検討委員会、エストニアICOサンドボックス策定チームのメンバーも務める。



    Masahiro Takeda

    竹田 匡宏 氏

    幻冬舎

    編集本部


    兵庫県西宮市出身、早稲田大学卒業。 幻冬舎で「あたらしい経済」の編集者・記者。 また個人活動としては「死ぬまで毎日ブログを書く」という約束をもとにブログ「たっけのメモ」を4年間運営。ラジオ番組「ミレニアル世代のアタマの中」のパーソナリティー。

    主催

    OCCI
    KIIS

    協力

    billage OSAKA(株式会社MJE)
    Neutrino(Omise Japan株式会社)

    参加お申し込み

    ※申し込みは締め切りました。

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    当日の議論を深めるため、来場前に是非ご一読ください。


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    主催団体関連イベント


    一般財団法人関西情報センター(KIIS)